2011年04月01日

「リプロ外来」のお知らせ

平成22年4月より、新たに、不妊症・不育症治療を専門に行う、「リプロ外来」がオープンしました。
これまで、これらの治療は、産科婦人科にいらっしゃる他の患者さんと、同じ外来で行っておりましたが、今後、リプロ外来は独立して、不妊症・不育症のみを扱います。
扱うことのできる治療法は、タイミング指導、排卵誘発、人工授精、体外受精(IVF-ET)、顕微授精(ICSI)、胚の凍結とその解凍移植治療、、胚盤胞移植、Assisted hatching等、多岐に渡り、高度な治療も含まれます。
必要がある場合、産科婦人科病棟において、入院を伴う内視鏡治療(腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術)についても提供可能です。
男性不妊の患者さんで、泌尿器科との連携が必要な場合には、当院泌尿器科と協力の上、治療を行います。
また、院内他科との連携も、行っております。
妊娠が成立した場合、その後の分娩までの管理は、引き続き、当院産科外来および病棟にて行うことが可能です。
治療は、最新のエビデンスに基づき、患者さんと相談しながら、方針を決定していきます。患者さんの望まない治療を強いるようなことはありません。
外来の設備はどれも最新の医療機器で構成されています。外来自体も、新しく、明るく、清潔です。
患者様のプライバシーを重視し、従来行っていた、お名前をお呼びするシステムは廃止し、番号により診察順をお知らせする形としました。
胚の取り違えを防止するため、胚・卵子・精子等は全てバーコードを添付された容器に収め、操作の際には常にこの照合を行っております。
胚の状態は、直ちに院内の電子カルテに反映されますので、この閲覧を行いながらの診療が可能です。
現在、産科婦人科学会専門医4名を含む5名の医師により診療を行っています。週に1回診療に関するカンファレンスを行い、その内容・方針の検討・共有を行っています。
不妊に悩んでおられる患者さん達の力となれるよう、努力して参ります。

待合室診察室採卵室培養室

※待合室は、扉の中にありますので、他科の患者さん等の目に触れる機会は少ないです。
受診の際は、番号札をとっていただき、外来の番号案内に表示が出ましたら、診察室に入っていただきます。お名前をお呼びすることはありません。
※採卵室は培養室に隣接して設けられており、手術室に準じた基準で、清潔に保たれています。
※外来内に、生殖補助医療(ART)に必要となる設備(採卵室・培養室・胚移植室)を備えておりますので、これら治療の全行程は、同外来内で完結します。